娘がボカロ好きで、ちょっと自分でiOSでボカロを操作していたら結構楽しくなってきました。
Macは2013年に対応しはじめたようですが、意外と情報が少なかったのでメモします。
Macに付属のGarageBandでボカロを扱うことができます。
できればMac OS X Mavericksの方が問題はなさげですが、Yosemiteにバージョンをあげている人は多いと思いますのでMac OS X Yosemiteでの対応を参考までに。
以下の環境です。(2014年11月9日現在)
Mac OS X Yosemite
GarageBand (Mac付属、無償)
Vocaloid歌声ライブラリ(V3) ※Macが対応しているのはV3。
Piapro Studio (有償。初音ミク V3、KAITO V3、MEIKO V3に同梱)
Piapro Studioは、初音ミク V3、KAITO V3、MEIKO V3に同梱されています。
ただし、同梱版は2014年11月9日現在、Yosemiteに対応しておりません。
インストール後にアップデートをするかどうか聞いてきますが、アップデートしたバージョンもまだYosemite対応版でない場合には動作しません。
Yosemiteで扱うにはベータ版(Piapro Studio v1.2.2.4ベータ版)のダウンロード&インストールが必要となります。
Mac OS X Yosemiteでかかる費用としてはVocaloid歌声データと、Piapro Studioの費用となります。Piapro StudioはVocaloid歌声ライブラリに同梱されているので、実質、初音ミク V3、KAITO V3、MEIKO V3の歌声ライブラリを使用する前提ではその費用18000円前後が必要となります。
GarageBandを使わない場合にはCUBASEとボカキューを揃える必要があり、割安なYAMAHA VOCALOIDスターターキットで18000円ほど、さらに歌声ライブラリを購入する必要があるので、そう考えたら、とっかかりとしてはGarageBandで十分かもしれないですね。
以下は初音ミクの歌声ライブラリv3をインストール、Piapro Studio v1.2.2.4ベータ版をインストールした後のGarageBandeの画面キャプチャです。GarageBandのここの情報が少なくて、つまづく人も多いのではないでしょうか。
手順
まず、新規プロジェクトを作成。「空のプロジェクト」を選びます。
次にソフトウェア音源を選択して「作成」
左上の1「Smart Control」ボタン、2「インスペクタを表示」、3プラグイン の▼、で4 Instrumentをクリック。
Instrumentの箇所をこのように選択してください。
AU Instruments > Crypton > Piapro Studio AU > ステレオ
すると、このようにPiapro Studioが立ち上がります。
もしこの画面が出ずに、真っ白な画面が立ち上がったり、強制終了する場合、Piaproのバージョンが古いか、Yosemite対応版ではない可能性があります。
Piapro Studio v1.2.2.4ベータ版をダウンロード&アップデートしてください。
ここにはまるパターン多いと思いますのでご注意ください。
PiaproStudio内右上の「+」をクリック。トラックが追加されました。
トラック上をダブルクリック
この画面が無事出れば、成功です。
あとは思い思いに歌わせるだけ。説明はここまでです〜。